
こんにちは。
えべっさんです。はじめまして。
2018年6月から四国支店(三好ラボ)でミャンマー人社員2名と働いています。
私自身はミャンマー人が入社する1ヶ月前に新卒で入社しました。
社会人1年目で右も左も分からない最中に2人がやってきてさらに上も下も分からなくなりました(笑)
というのは冗談ですが、やはり外国人と働くのは刺激的で毎日発見だらけの日々を過ごしています。
ミャンマー人ってどんな感じ?
さて、2018年12月に改正出入国管理法が可決されました。
外国人労働者ってどうなの?日本人と比べて違いはあるの?と気になっている方も多いのではないでしょうか。
弊社ではミャンマー人社員2名のほかにインド人社員2名も働いています。
外国人の採用に興味のある方から「外国人社員って実際どうなんですか?」と聞かれることも少なくありません。
ミャンマー人と仕事をしている私が思うに、ミャンマー人は日本人とほとんど違いがないように思います。
むしろ日本人らしいと思うことの方が多いです。
日本人は外国人に対して「自分の意見をはっきり言う」というイメージがあるかもしれませんが、ミャンマー人はそんなことはありません。
日本人と同じように「どちらでもいいです」「なんでもいいです」と普通に言います。
外国人だからと言って「違いを受け入れなければ!」と気合を入れる必要はありませんでした。
(唯一、ミャンマー人が持ってくるお弁当のナンプラーの臭いがすごくて「!!」と思ったぐらいです(笑))
日本人らしいと言ってもサポートは必要
ただ、日本人らしいからと言って日本人と同じように採用後すぐに働けるかというとそうではありません。
マンションの契約、家電・家具の準備と使い方の説明、ポケットWiFiの契約、銀行口座の開設・・・
等々言い出したらきりがないですが、サポートしなければならないことが多々あります。
(住民票の手続きで役所に行ったり、日用品を揃えたりと来日初日からサポートしなければならないことが本当に山ほどあります!)
仕事面だけでなく、生活面においてもサポートがかなり必要になるのでその点は気合を入れておいた方がいいかもしれません。
コミュニケーションが取りづらいことはある
弊社に入社したミャンマー人は母国で10ヶ月日本語を勉強してから入社しています。
ですが、やはり入社当時は日本語だけで会話するというのは難しかったです。
英語で伝えたり、英語で伝えてもらったりしてようやく理解できたということが何度もありました。
受け入れ側に多少英語を理解できる人がいた方がいいかもしれません。
また、話の中で分からないことがたくさん出てくると毎回聞き返していられないということもあり、そのまま流してしまうことがよくあります。
たまに「さっきの意味分かりましたか?」と聞いてみると「ちょっと分からなかったです・・」ということもしばしば。
そのあたりはこまめに確認をし、分からなければ再度分かりやすい言葉で説明してあげることが必要です。
入社から1年近く経った今は、まだ部分的に単語が分からなかったり敬語が使えなかったりすることはあるものの
基本的な会話は十分できる状態で、英語を使うことはほとんどなくなりました。
ネイティブが近くにいることもあり、この1年間でかなり上達しているので今後さらに伸びていくんだろうなと思っています。
ミャンマー人と働くことはとっても刺激的
ミャンマー人社員と1年近く働いてみて1番思うことは「刺激的な発見が毎日のようにある」ということです。
「パパイヤ売ってますか?」「ゆずの葉っぱって食べますか?」
と日本人からするとえ?!と思うような質問や会話が日々飛び交っています。
それはミャンマー人にとっても同じで、日本ではこうなんだよと教えてあげると
「えーそうですか!ミャンマーと全然違いますね」と彼らにとっても気づきになっているようです。
そんな会話がお互いにとって刺激になっており、オフィスにはいつもポジティブで活発な雰囲気が漂っています。
2018年9月から「放課後勉強会(ライフログ)」という取り組みを始めました。
ミャンマー人が英語やミャンマー語を教える代わりに日本人が日本語を教えるという取り組みです。
週1ペースで実施しており次回で10回目になりますが、社外の方も参加していて和気藹々としています。
そんな取り組みが生まれたのも、オフィスに新鮮な雰囲気が流れているからだと思います。
新卒の外国人と働くことは仕事面、生活面、日本語面でサポートが必要になりますが大変なのは最初だけ。
自立していくにつれて、オフィスや会社に新しい雰囲気をもたらしてくれることは間違いないと思います。
「ミャンマー人社員観察日記」
ということで、今後も引き続きミャンマー人社員について不定期ではありますが綴っていこうと思います!
はあちゅうさんの「旦那観察日記」が大人気だそうですが、便乗して「ミャンマー人社員観察日記」なんてものを書いてみようかと思います。
外国人労働者の採用を検討されている方にとって参考になれば嬉しいです。
引き続きよろしくお願いします。